TUGUMI(つぐみ)

土日は帰省してました。
一時間以上飛行機に乗ってもたった一泊。でも向こうは時間の流れが違うの。こうゆう超短期の帰省だと特に分かる。
一泊だけどのんびり長く過ごせました。

ベットに入って電気を消すまで数分間本を読む習慣があります。
それ以外にも平日は毎日読書時間を持ってるのですが、その日の読書量に関わりなく、眠くても癖でちょっと読みたくなるのです。数分で収まらないこともよくあります。

帰省してる時は、高校時代まで使ってたその部屋にある本を引っ張り出してきて読みます。
今回は吉本ばななのTUGUMIを。中学三年生くらいに読んだ本。主人公のつぐみのキャラが好きで、頭には残ってたのですが、久々に読むと改めて色んな気持ちが浮かんできました。
やっぱりこれは好きだなぁ。また買っちゃうかも。

今回はお墓参りにも行ってきました。
法事でもなんでもなく、言われたわけでもなく、自発的に。

自分は親から生まれて、その親も親から生まれて、ご先祖がなかったら存在しなかった存在。そして今存在する家族というのは今だけの尊いもの。
ここ数ヶ月そんなことを考えることがありました。
自分の存在自体に否定的だった私が、先祖のお墓入りするという生まれたルーツを見直すような行為をするなんて、ちょっと前では想像もつかなかったこと。不思議なもんです。
でも、前よりは自分を肯定することができるようになっているんだと思う。