帰省中

幼馴染は実家のある県で夜間は大学院に通いながら、昼間は職に就いてます。
昔は幼馴染というのは、ほんとに極々近所で最初に遊んだ友達をさしてるのだと思っていて、幼馴染といえるのはとても少ないと思ってたのですが、今となっては保育所から一緒だった彼は十分幼馴染かな。

感性が似ていて、お互いの悩み事などはよく分かるのです。なぜそこで悩むのかとか、そこが気になるのかとか。
お互いの言葉がそのままの重さで通じ合えるような、楽な関係です。どうゆうわけか、生活の場が離れていて、連絡も大してとらなくても、お互いに大変な時に限って急に連絡がぽんと入る。そんこともよくあります。

でも本当に辛い時、それを聞いて欲しいとは思えない。
辛い気持ちを語ったら、鏡のように自分に向かって反射してくる気がする。余計に辛くなりそうで。いや、話したら案外すっきりするのかもしれないのだけど。。まだ試せない。
彼にメールを書き始めて、色々色々思ったことを綴って結局出せなかった。出しても、かなり削って問題なんてないよって感じの文章になった。ってことが何回もあります。

今回の帰省中に彼と会って、お互いばーっと色んなことを話したのですが、彼が言ったことの中に、「今たくさん居るけど、うつなんて普通だよ。悩むことなんて誰でもあるのに。それは悪いことじゃない。気をつけなくてはいけないのは躁の方。躁状態の時は何でもできそうで、それが自分も周りも傷つけて。躁の後はすごい反動がくるんだよ」って。
彼は学んでることも仕事も臨床心理なので、聞くと勉強になります。